2009年06月21日

おすすめ本の紹介

0619

 「生物と無生物のあいだ」

  著者:福岡伸一
  出版:講談社現代新書
  価格:777円(税込)



一言で云うと、生物はなんぞやという本なのですが、
生物学者である著者の文章がとても素晴らしく、
下手なサスペンスものよりずっと、ワクワク、ドキドキして読めます。
そして、この本で紹介されているシェーンハイマーの実験結果は衝撃的でした。

マウス実験で、タンパク質を食べて排泄するときのタンパク質の分子を追跡すると、
わずか3日間で半分以上が細胞に取り込まれており、
そのマウスの体重は変わらないので、取り込まれたのと同量の古いタンパク質が
排泄されているとのこと。
人間の体の分子もおよそ1年で全て入れ替わるらしいのです。

と、いうことは、1年前と今の自分は物理的には同一人物ではないということです。

そう思うと、脳天気な私といたしましては、
なんだかんだあっても、睡眠中にも相当量の分子が入れ替わっているわけですから、、、
毎朝、毎朝、なんだかいけそうな気がする〜♪


JAS指導部 松丸

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