2011年04月25日

『いやしのカウンセラー』三郷市避難所へ

前回ご紹介した『いやしのカウンセラー』末次ナオコさんが、
セラピストと整体師の方々と共に三郷市避難所へ活動に行かれました。
そのときのもようとご感想をいただきましたので、ご報告いたします。
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「小さなおりてがみ」避難場所をお世話されている、
三郷市社会福祉協議会の菱屋係長様へお話を致しました所、快くご理解頂きました。
お届けは、5月4日(水・祝)です。
説明資料と実績と思って、ゆきえ先生がいわき市・東松島市へ
お届けされた時の活動報告 を持って行きました所、
菱屋さんより、頂いて良いですか?と、尋ねられましたので、お渡しして参りました。

三郷市の職員さん、都の職員さんも、アロマテラピーでのボランティア活動も
お話など聞いて頂けますが、私の感触としましては、
言葉での応援メッセージやお手紙は、快く歓迎頂けることを実感しています。
現在避難所には、220名の方々が生活されていると三郷市の職員さんより、
ご挨拶がありました。

110420_1213~02避難所正面建物には、こいのぼりが活きよい良く風になびき
『共に頑張ろう・子供たちに夢と希望を』こいのぼりをみて、避難所の方々はそう思いながら飾られたのではないかと、感じました。


まず、活動前に、雑誌セラピストへの投稿取材用として、昨日参加しました、セラピスト・整体師さん23名の集合写真です。
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また、整体師さんより、腰痛ワンポイント講座がありました。
(ちょうど、NHKからも取材申し込み連絡が入っていました)
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活動ですが、まず、体育館に避難されている方々のところへ伺い、
ゆきえ先生より伺っていました通り、思いっきりの笑顔で
「こんにちは!おじゃまさせて頂きます。マッサージに伺いました」と
お顔を見ながら、お声をかけ、体育館の奥へ進んで行くと、
避難所のみなさんも、警戒心が解けてこられるのを肌で感じました。

個人個人の方へのお声掛けも、同様に「こんにちは!おじゃまさせて頂きます。
マッサージに伺いました」「マッサージいかがでしょうか?」と
お声かけをしながら、皆様の各ブーズを回らせて頂き
活動時間は、13時から15時30分までの2時間半
まずは、お顔を見ながら自己紹介をしました。
「初めまして。末次直子と申します」
自己紹介しますと、相手の方もより警戒心がなくなります。
昨日は、5名の方々とのご縁ができました。男性(3名)・女性(1名)です。

男性は、アロマテラピーでなく、背中や肩・腰をもんでもらいたいとのご要望でしたので、息苦しくない体勢を取り、うつ伏せで背中全体をゆっくり、指圧とゆっくりしたリズムでのさすりを入れながら、20分〜30分
男性3名は、
気持ち良くなって、居眠りされる方。自分の現在の心境をお話される方。
皆様の感想は、
ご年配の男性は、1日中、何もすることがなく
 ここでついつい猫背になった姿勢でテレビを見ているので、
 背中が楽になり・背中が気持ちよく伸びるようになりました。
7歳・5歳・3歳のお父さんは、子供が常にそばから離れず
 抱っこしているので、背中がはって、腰が重かったので ずいぶん楽になりました。
と上記2名の方は、居眠りされていた方々です。
現在の心境をお話された50代男性の方は、
30年、水道工事一筋に仕事をしてきた。 生まれも・育ちも広野町
 福島の別の地域で仕事の依頼話が来ているが、仕事はあっても、
現地で暮らす住まいがないので帰るに、帰れない。
毎日、体力が落ちないように、午前・午後と2時間の散歩をしながら、
足腰なまらないようにしている。早く、帰りたいと、マッサージ中ずっと話されていました。
またお洋服の話になり、ユニクロで昨日買ってきた!と話されていました。

 皆様と別れ際、いやしのセラピストは、毎週水曜に活動しています。
 私は、再来週伺います。また伺ってもよいでしょうか?と話しましたら
 「ありがとう。またよろしくお願いします」と優しく答えて頂きました。

 東北の方々は、我慢強いですが、特に男性は、やさしく、じっと今の状況に
 耐えているのを、言葉でなく体を触れたことで感じました。
 私は、そっと手を背中に触れ、寄り添うことに徹し、
 活動の場を頂いたこと・ご縁に感謝の気持ちで胸いっぱいになりました

   
    中島 ゆきえ 




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